カリフォルニア州在住のスティーブ・キモック、グレイトフルデッドファンが、あんな事こんな事。いろんな事、書きます。

It's up to you 〜Steve Kimock freak's diary〜

5/28/2011 Bob Weir @ Throckmorton Theatre

面白いから書いてみる。
Grateful Deadの中でBob Weirとは?
どうこたえますか?


JerryとPhilが毎回いいのはほとんど当然。
ドラムのお二人もいつも安定していい働きをしている。
が、BobbyとKeyboard player(誰であれ)。
ちゃんと彼らが弾けていて、かつ全員の音がはっきり分離して聞こえる時、その時こそがDeadの醍醐味と言える瞬間だと、個人的には思います。

CDを聞いてのことです。実際ショー見たことないからね。僕がGrateful Dead気になりはじめた時には、残念ながらJerryはもう亡くなってた。

エニウェイ。
いやー
過小評価されすぎなギタリストでしょう。
みんなJerryばかり「いい、いい」というけど、あのJerryが30年近く一緒にプレーしたギタリスト。
すごいギタリストに決まっているじゃないっすか。
歌うまいし、ギターも弾けるし。

Ring Mountain Day Schoolへのベネフットだそうで。
$135という破格のチケットでしたが、私はあんな近くで、かつせまい場所でBob Weirを見たことがないし、今後そんなことがあるかも謎。笑
一列目、2メートルくらい先にいました。Weirさん。

相変わらず飄々と。
適当に面白いこと言って場を和ませながら。
で、Lost sailorとかとんでもない複雑な曲を演っちゃう。
えーーー!!
なんだこの人!!
拍手するしかないいじゃん。


良い晩でした。
なんも考えることなし。
不満もなし。
ただただよかった。
で、日曜になった今も余韻を楽しんでます。

5/27/2011 Rickie Lee Jones @ Davies Symphony Hall

シンフォニーホールってことで、主にナイスに着飾ったオールドフォークス達でいっぱい。
あっちもこっちもそんなばっかりで、「タイダイ!」着てるようなやつや、ドレッドロックできまっちゃってるやつなんかはいなかった。
そういう人たちがいないと、なんかちょっと物足りない。さびしい。
エクストリームなコンサート経験に慣れてしまっているのかもしれない。

それはコンサート自体にも言えていた。
私は個人的に、Rickie Lee Jonesという名前は知ってはいたが、実際に音を聞いたことはなかった。
全く白紙そのもので、初めてのRickie体験がこのコンサートだった。
そもそもこのコンサートチケットを手に入れたのは、KPFAというベイエリアのパブリックラジオ局の資金集めに協力したからだ。

どうであれ、

このコンサートは最近はやりの「一枚分まるまる再現します」というパターンで、超名作と名高いファーストアルバムがピックされた。
最高の晩になるはずと思っていたのだが、コンサートが始まって一時間くらいたって、頭を抱えている自分に気がついた。

解らないのだ。

私にとってコンサートといえば、至福の時間。
バカでかいバスドラ、ベースは腰にきて、ギターはうるさければうるさいほどいい、いつ終わるともしれないソニックエクスペリエンス。
オーディエンスもそれに応えるかのように、クレイジー。
どっかでぶっ倒れてるやつもいれば、ストーンしちゃって動けないやつもいる、喧嘩しているやつもいる。
エクストリームこそが必要不可欠なファクターなのだ。

それがなにひとつとしてなかった。
解らなかった。

しかし、ステージは完ぺきに続いていった。
ロックというより芸術だなと一瞬思ったのだが、それが解決の糸口になった。
そう、彼女はシンガーソングライターなのだ。
バンドではない。

バンドはなんだかんだ言っても、結局は「みんなでつくる」もの。
シンガーソングライターってのは、その人の世界が描かれていればいいのだ。
そういう視点からみると実に見事な曲ばかりだった。
歌詞はエコーがひどくて聞き取れなかったのだが、巧みなコードチェンジ、リズム展開、そして何よりもあの時代(私は実体験していないのだが)が描かれている。
70年代。ブルース、ニューオリーンズ、ファンク、カントリーウェスタン。こういったキーワードがまだフレッシュに若者面していたであろう時代。
それを、今は子供たちも出て行って、生活も安定しているオールドフォークスは(何度も失礼)、昔は色々あったけど今は落ち着いた「お客さん」として、ステージで再現される70年代を楽しんでいる。そんな感じか。

とどのつまりは、頭の中のチャンネルを切り替えた後は、十分楽しめたショーだった。
今度はスタジオ盤CDで聞きたい。
明日あのCDを買いに行こうと思う。
オレンジの夕焼けのバックにパイプをくわえた、あのCDだ。

5/20/2011 Garrin Benfield @ Cafe Du Nord

new album "the wave organ song"のリリースパーティ。
サンフランシスコはマーケットstのごくごく奥の方、右っかわにあるCafe Du Nord。
今回はSwedish Hallという結構奥行きも高さもある会場。

こんなデカい会場をいっぱいにする程の集客力があったんですね。
Garrinには失礼だけど、彼のショーは10人前後、5人前後という時を知っているだけに、これは友人としてとても嬉しいぞ。

今はNew Yorkに拠点を移してしまったけど、彼はとてもいいシンガーソングライター(←長い)です。
うたえて、弾けて、作れて。
ここまで三拍子そろっているというのはやっぱ努力あり才能ありってことでしょう。

とにかく器用だ。

こんなに一人で完結したうた世界を作り上げることができるってのは、すごい。
ひねくれたところのない、ストレートなうた。
ジャンルは?と聞かれると困る。
フォーク(アコースティックギター弾いているからね)、カントリーウェスタン。
んージャンルはGarrinだな。
Grateful Deadとかジャムバンドを通過していることは、分かるけど。
あとCoverがうまい。High and Dry (Radiohead), Standing on the moon(GD)。
Coverもいやみなく自分の色に染めてしまう。
私と歳が5つくらいしか違わないので、結構「なるほど」な選曲。


今後この人はどうなっていくんだろう。
いつか一緒にジャムれたりできるといいなぁ。

5/14/2011 Wavy Gravy's 75th Birthday Boogie @ Craneway Pavilion

面子は
Ace of Cups (全員女性バンドとしては最古のバンドの一つだそう)
Zero (Kimock, Vega, Anton, Roland, Sears, Murphy, and special guest Barry Sless)
Chris Robinson brotherhood (Black crows)
Micky Hart (Kimock参加)
Bob Weir all star band (Henry Kaiser, Jeff Chimenti, John Molo, Mark Karan, Pete Sears, Steve Kimock, Sikiru Adepoju)

会場に着いたらとてもだだっ広い工場みたいなところで、本当にこんなうすら寒いところで演んの?みたいに感じましたが、ハコを開けてみれば7時間にわたるジャムで、それなりに楽しめてしまいました。

もちろん目当てはKimock。
どうでもいいですがいやー私はあんなに幸せそうなKimockは、近年見たことがないぞ。前回のJudge benefit, Hopmonk runと比べると雲泥の差じゃ。
まぁ420でもやってたんでしょうが、うん、これは間違いない 笑

Zeroのショーは当然最高で、私にとっちゃその後のバンドはゴージャスなおまけでした。
いやぁこの前のGreat Americanのより、全然よかったっす。
Barryとどう絡むかなというの、注目していましたが。
Barryがソロを取ったのは数回。
その間Kimock師匠、大口開けて笑ってたのが印象的でした。

音的にはBarryの音が、あまり聞こえず残念。
Kimockの音もそうでしたが、もう一つキャビネットが要ったんじゃないでしょうか。
天井も高く奥行きもあるような会場では、音が拡散してしまってあまりズバッと来ませんでした。
あんまり音数が多くない上クリーントーンに近い音を鳴らす彼らのようなギタリストにとっては、音圧って大切なものだと思いました。



あと、何か特に言いたいことは。。。

Mikcy Hartのバンド。
機材トラブルが多くて、主人公のMickyがブスっとして、サイドの卓に「こいつの音上げて」だの「モニター聞こえない」だの頻繁にジェスチャーしているのは、なんだか正直見苦しいなぁと思いました、
が、私はこのバンドよかったと思うね。
つうのは機材トラブルでほかの音が聞こえなかったかわりに、Kimockのアンビエントなギターが存分聞けたから。
あと、風船も天井からぼこぼこ落っこってきたり。
十分楽しめました。

Bob Weirバンド。
前日にTRI studiosからライブ生中継があったりもして、期待していました。
出来は思い通りな感じですね。
Bobは本当に「歌える」。ギタリストとしての腕もすごいけど。
あとバンドのまとめ方がとっても上手。
あんなにたくさんの人がステージ上にいて、しかも複雑な曲もあるなかで、「メジャーからマイナーでジャム」
「次の小節でおしまい」
「曲の〆はこんな感じ」
「次のノートで音量上げて」
「もう一回ヴァース繰り返し」
こういう指示を飄々とジェスチャーでやっちゃってる。
いやーやっぱステージで食ってきた人ですね。
こんなのアマチュアの人たちじゃとてもできない。
またこのちょっとした動きで、ジャムの流れがわかる周りのミュージシャンも超プロフェッショナル。
匠の技とはこのことです。
参りました。

午前2時半に開放されて、私も身体が完全に参りましたという感じでした。


Zero Set list(1時間弱)

Golden Road
Catalina
Friday's child
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kochan

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